こんにちは、ゆーひです。
僕は現在脱サラして在宅ワーカーとして過ごしています。
家族と過ごしたいと思ったのがきっかけだったんですが、
一緒に過ごすことをメインにしていると、ご飯が外食になることも・・・
(サボってるだけ( ´艸`))
ある日外食に出かけた先で、子どもからこんな質問を受けました。
「なんでお店にお金を払わないといけないの??」
子の質問皆さんどう答えますか??
払うのが当たり前とばかり考えていた僕は少し固まってしまいました。
本当に子どもって純粋で、自分の考えが凝り固まっていることを教えてくれます!
色々整理する中で
【お金が大切】ではなく、
【お金がどういうものかを理解し自分の必要なことにお金を使う(投資)】を
伝えたいと思ったので、今回書き進めています!
Contents
お金の成り立ちを整理してみる
早速ですが・・・
お金とは何でしょうか??
わかっているようでわかっていない気がしませんか??
私は答えられませんでした💦
そこでお金の成り立ちから、ひも解いていきたいと思います。
①もともとは物々交換だった
まだお金が無い時代、自分の欲しいものがあるときにどうしていたか??
それは
物と物を相手との同意のうえで交換する=物々交換を行っていました。
しかし、この方法にはこんな問題が…
「欲しいものが欲しい時にない!!」
「相手との条件が合わない!」
これに対応するためにはどうすればいいか?
それを解決するために
物の集まる場所を作れば、欲しいものが見つかるかの世が上がるのでは??と考えました。
②市場の誕生
物々交換の問題を解決するために
市場(しじょう)ができました!
これにより
みんなが物を持ち寄ると欲しい物が見つかりやすくなり、交換がしやすくなりました。
しかし、また問題が起きます…
「(収穫時期がずれたりすると)欲しいものがあるのに交換するための物がない」
この問題を解決すべく
みんな共通の物(お金)を作り、
手元に物があるうちにお金と交換することで、
いつでも物(お金)と物(物資)を交換できるようになるのでは??と考えました。
③お金の誕生
市場での物々交換の問題を解決するために
お金が生まれましたた!
すると物(物資)と物(物資)の交換から、
お金を仲介した交換が可能になりました。
このため物々交換での問題
- 交換の条件が合わない
- 交換したいのに手元に物がない
が解決したんです!!
ということは
お金を遣ってはいますが、物を買うということは
結局は物々交換ということなんです。
ただ物と物では問題が発生したため、お金を言うものを使って仲介させたということですね!
補足:産業(仕事)の誕生
お金が物資と交換できるようになったことで、
お金があれば物資を持たない場合も物資と交換することができるようになります。
するとお金を得るために労働や生活に必要なサービスが生れ、
労働やサービスを管理する経営者が生まれることで、産業(仕事)が生まれました。
お金と価値について
お金の成り立ちをひも解いてみてわかること
それは
お金はそのもの自体に価値がなく、価値を肩代わりするための道具だということです。
では価値とはどういうもののことを言うのでしょうか?
辞書的には・・・
ここでは、
②の「よい」と言われる性質ということが考えやすいかと思います.
物事に対し「よい=必要」と思われることと理解してみてください。
つまり
自分が「良い」または「必要」と感じること=価値を感じること
どうですか??
そして
価値を感じるものが欲しい時に必要なもの=お金(価値を肩代わりしてくれるもの)
なんとなく整理されてきましたかね✨
何かが「欲しい」または「必要」となったときにには
「価値を感じている」ということ
その価値を手に入れるために交換するものが「お金」とういことでした
お金とお店について考える
お金については整理できました。
次は娘からの質問の「なぜお店にお金を払うのか??」を考えます。
整理の途中の話でほとんど見えてきている気もしますが…
お店(今回は回転ずしだったのでお寿司)は、お寿司を提供しています。
そのお寿司が食べたくなった私たちはお金を払ってお寿司を買いました。
いきなり確定ですね!!!笑
やはり根本は一緒で
お店が価値を提供していて、自分がその価値を手に入れるためにお金を払うということですね!
ここまで、整理すると娘が分からなくなった原因が見えてきました
・回転ずしは後払いシステム
・値段表示が見えない
この2つのせいで
娘は提供されている価値を自分が手に入れている実感がなかった
と気づくことができました。
一皿ごとに金額が伝えられ、お金を払うという行為があれば、
寿司が欲しいからお金を払うというが分かりやすかったのかもしれません。
整理してわかった?子どもに伝えたいお金のもらい方
色々ひも解いてみて、一応子どもの質問には答えることができそうです。
そして一つ重要なことを伝えたくなりました。
提供される価値を手に入れたい=お金を払うということは、
価値を提供する=お金をもらうということです!
これは、
自分が在宅ワークをすることを決心したきっかけの考え方で、
今後子供が成長して社会に出ていくうえで知っていてもらいたいと強く思っていたことでした。
僕はずっと「お金をもらう=仕事をする」と思っていたのですが、
そうじゃなかったんです!!
簡単に言うと、
仕事をするとお金がもらえるという価値観は教育で植え付けられたものであり、今の時代に合っていないということなんです。
仕事をすることを否定しているのではなく、
「会社に勤めて、汗水たらして働くことだけがお金を稼ぐこと」ではないということなんです。
なので、
会社に勤めていたとしても考え方は『価値を提供する側とお金を払う側』であるべきです。
つまり、
会社が労働力(価値)を求める
↓
会社に(勤めて)労働力を提供する
↓
労働力(価値)に対してお金をもらう!
というように、お金とお店(仕事)の構図が成り立っているのです。
なので
どんな会社に勤めようとも、どんな仕事に携わろうとも、
自分の提供できる価値をしっかりと認識・アピールすることで、
お金をもらうことができるということなんです。
だからこそお、子どもには 価値を提供する=お金をもらうということを伝えたいと思いました。
子供とお金の使い方を考える。何に使う?
今回のお金の学習は本当に大切だと感じます。
とくに
子どもに伝えたいことがお金の使い方!!
親が子どもに考えてもらいたいことは、自分のためになることにお金を使ってほしい、
逆に言うと無駄なものに使ってほしくないということではないでしょうか?
特に自分のために使う=自己投資の考え方であるため、
身に着けてもらいたいと考えてしまいます。
このお金の使い方に関して…
以前あるテレビ番組で島田紳助さんがおっしゃっていたことが印象的でした。
お年玉をもらった子供に対して「しょうもないもんを買え」と伝えたそうです。
それはなぜかというと、
自分の欲しい・必要と思ったものが周りから見たらつまらないものに見えることは多くある。
それでも自分が必要と感じるのであれば「しょうもないもんでも買え」ということだったようです。
これは、買った後の経験も含め、
自分にとって何が大事なのかを探し当てる良いプロセスになると感じ、
自分の子どもにさっそく試しました!
すると
息子と娘で全然違うんです!
今のところ息子は堅実、娘は散財タイプです。笑
上手くいかなくても経験できますし、
お金が必要になった時に、どうやってお金をためていくかのトレーニングにもなりました!
子どもに渡す金額設定が難しく感じますが、
まずは少額でも自分の自由になるお金を与えて、
親がtry&errorを心掛けて、観察していくことが何よりも大切なんだと気づくことができました。
子どもに伝えたいお金との付き合い方
伝えたい細かい項目は以下のとおりでした!
- お金自体に価値はない
- お金は価値を交換するためのツール
- 価値の提供を受ける=お金を払う
- 仕事をする≠お金をもらう
- 自分が価値を提供する=お金をもらう
まずは自分がお金の本質を理解し、一緒に子どもと考えることが大切だと感じました。
またお金の使い方に関して、おこづかいも一長一短あります。
親が指標を決め、
子どもの観察をしながらtry&errorを繰り返していくしかないと今は試しています。
そうすると
本当に成長が楽しい!
息子と娘のキャラクターが変化するのかどうなるのか。
いろんな経験を一緒にしていきたいと思います!!
そして
親の価値観を押し付けるのではなく、
子どもが考えて行動できる環境をしっかりと整えてあげることが、重要と思ったので、
ぜひみなさん行動した結果を教えて頂けると嬉しいです。
今後もさらに
子どもと過ごす時間を充実させたい
そして親としてのどうあるべきかを考えていきたいと思います。
僕が脱サラできた秘訣をこちらにまとめました!
ご一読いただけましたら幸いです✨
今回も長々お付き合いいただきありがとうございました。
①物事の役に立つ性質・程度。経済学では商品は使用価値と交換価値とをもつとされる。ねうち。効用。「貨幣―」「その本は読む―がない」
②〔哲〕「よい」といわれる性質。「わるい」といわれる性質は反価値。広義では価値と反価値とを含めて価値という。
㋐人間の好悪の対象になる性質。
㋑個人の好悪とは無関係に、誰もが「よい」として承認すべき普遍的な性質。真・善・美など。
(出典元:広辞苑)